toyotaidの日記

林住期をタイで過ごしています。ここをベースとした旅を綴ります。

2019-05-26から1日間の記事一覧

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜おまけ

おまけ1 移動距離と地図 今回の行程を地図にしてみた。バス、路線、フェリーの路線距離を概算計算したら6800キロとなった。日本列島、最北端北海道の稚内駅から最南端鹿児島の西大山駅までの鉄道距離が3124キロだから往復して余りが出る。朝鮮半島を通らなけ…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜10

4月30日 旅の理由 4月21日、タイを出発、ラオスを通り抜け、中国の昆明、成都、西安、天津、瀋陽、丹東、韓国の仁川、ソウル、釜山、日本の下関、山口を通過して、ホームタウンの島根県益田市に到着した。30年前、中国から移動してきた山岳民族とタイで出会…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜9

4月29日 関釜フェリー 釜山〜下関 船内大部屋、乗客は少ない 釜山まで来ると、もう90%日本に帰ったような気分になる。駅、街、食堂、地下鉄、ハングルの世界だが、秩序・振る舞い・社会システムは日本と大きく変わらないので行動予想ができる。大騒ぎをす…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜8

丹東・鴨緑江にて 対岸は北朝鮮 4月28日 丹東フェリー 北朝鮮に沿って 夕方4時の出港は町から1時間離れた丹東港から。バスに揺られ港湾エリアに入ると、厳戒体制のような雰囲気。石炭や鉄鋼の貨物荷受け施設はあるが、稼働していない。経済制裁が効果を出し…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜7

4月27日 9.18歴史博物館&国境の町、丹東 9.18歴史博物館 瀋陽での途中下車のもうひとつ目的は、「9.18歴史博物館」を訪れること。瀋陽は日本軍時代、奉天と呼ばれていた。9.18事件とは「満州事変」のことと知ったのは、4年前シベリアの日本人墓地を歩…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜6

4月26日 一挙に瀋陽まで 旅に出る前、「夜行バス、夜行列車、夜行フェリーを利用すれば、経費も安くなるし、移動距離も稼げるので一挙両得」と単純に考えていた。しかし、どうも体力が持ちそうにない。やっぱり夜行移動を連続でするものではない。睡眠が浅く…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜5

4月25日 いざ、西安へ 夜10発の寝台列車に乗るために地下鉄に乗り、成都駅に到着したのは2時間前だった。古くから交通の要所としての成都駅の待合室は、7千人を収容できるという巨大な駅。大きな荷物を持ち、各地に向かう夜行列車を待つ人々で溢れる。座る場…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜4

4月24日 成都・チベット族との出会い 成都は、やはりパンダの町かもしれない。お土産、看板、広告など至る所で愛くるしい彼らの姿が目に入る。夜10時の夜行列車の出発まで、どこに行き、何を見ようか。街でもらった観光パンフレットには、「都江堰(とこうえ…

飛行機を使わない旅〜タイから日本まで〜3

4月23日 雲南・春の雰囲気 雲南省の省都・昆明は今度で4回目。1993年、今では世界一の棚田として有名な元陽県での第一回国際ハニ/アカ文化学術シンポジウムに参加するため、昆明空港(旧)に降り立ったのが最初。当時の市内にあった空港は便数も少なく、閑散…

飛行機を使わない旅 ~タイから日本まで~2

4月22日 中国国境へ・開発のメリット ファイサーイのゲストハウスに一泊。昨日のうちに国境にある旅行エージェントで「10時発昆明行バスチケット」を予約していたが、朝8時に「昆明行きのバスは満杯で、景洪行きのバスに乗車し、乗り換えで昆明に行ってくれ…

飛行機を使わない旅 ~タイから日本まで~ 1

どうして「飛行機を使わずに日本の家に帰宅してみよう」という気持ちになったのか、それは明確ではなかった。ただの思いつきだったかもしれない。 初めての海外旅行。バンコクへはインド旅行の帰りに足を伸ばしたに過ぎなかった。25歳の時だからかれこれ4…